PRESS RELEASE

2024年6月27日
株式会社トランストロン

通信型ドライブレコーダー
「DTS-DR1T」の販売開始

簡易日報作成、動態管理、動画取得機能により運行管理者業務を支援ドライブレコーダーの動画解析によって安全運転をサポート

株式会社トランストロン(本社:神奈川県横浜市、社長:林瑞泰、以下 TTI)は、通信型ドライブレコーダー「DTS-DR1T」を2024年6月27日に提供開始いたします。

DTS-DR1Tは、簡易日報作成、動態管理、動画取得機能により運行管理者業務を支援し、またドライブレコーダーの動画解析によって安全運転をサポートするサービスです。※デジタコ非対応

デジタコ装着義務のない車両も保有する運送業者に対して、デジタコの代わりに本サービスを導入することにより、安全運転の強化から事故リスクの回避や省燃費効果を発揮し、運送のサステナブルに貢献いたします。

背景

物流業界において安全管理の必要性が高まっている中、特に軽貨物事業においては死亡・重傷事故件数が最近6年で倍増。貨物運送事業法の改正により、軽貨物運送事業の安全管理者制度の導入や国土交通大臣への事故報告が義務付けられました。デジタコ搭載義務のない車両にも安全運転の強化が求められています。

これまで同社はデジタコメーカーとして物流業界の社会課題、SDGs等に取り込んできました。本サービスは、デジタコの装着義務のない車両の安全管理や業務効率等の向上に貢献します。

「DTS-DR1T」の特徴

約360°の撮影が可能

約360°(前方カメラ画角160°、車内カメラ画角198.6°)撮影可能なカメラは、様々なシーンを200万画素の鮮明な映像で記録します。駐車中の衝撃を検知して録画する機能を搭載しているため、車両から離れている間も動画記録が可能です。

DTS-DR1T本体に記録される録画の種類(常時記録以外)

録画の種類 動作
イベント記録 衝撃検知 自動で映像を録画・保護
安全運転支援 車線逸脱、車間距離不足、ドライバー監視などを検知
危険挙動検知 速度超過、急加速、急減速などを検知
ボタン押下で録画 【緊急連絡】ボタン 手動で映像を録画・保護
【手動保護】ボタン
駐車中の録画 タイマー型監視 駐車中の衝撃検知
本体の起動時に画面表示と音声ガイダンスでお知らせ
衝撃検知型監視

AI解析機能で事故リスクの軽減
動画解析で事故リスクを検出し安全運転をサポートします。居眠り運転、わき見運転、スマホ操作などを検知して、ドライバーに警告します。また、運行管理システムサービスITP-WebService V3(以下、ITP-WebV3)上にも通知します。

活用シーン

事故の事実確認、安全運転強化に
事故が起きた際には、事実を裏付けるために役立ちます。さらに、ヒヤリハットに該当する映像を社内で共有し、安全運転の指導を行うことで、従業員の安全運転に対する意識が高まります。

従業員の評価基準に
安全運転の基準を設定することにより、安全運転のレベル向上や事故の防止に寄与します。

今後の取り組み

当社が提供する運行管理システムサービスITP-WebV3の導入企業は6500社以上、稼働台数25万台以上の導入実績No.1(注)です。当社のクラウド型デジタコを導入することによって、CO2を削減しカーボンニュートラル、運送業のDXを促進します。

秘匿化した25万台の運行ビックデータ(運行情報、走行蓄積データ)を利活用し、様々な物流業界の社会課題解決、持続可能な社会や経営の取り組みを支援していきます。

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件が貢献を目指す主なSDGs


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

(注)ドラレコ搭載ネットワークデジタコにおいて 株式会社トランストロン調べ






プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。