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環境優良普及機構(LEVO)のデジタコリースを活用する利点 環境優良普及機構(LEVO)のデジタコリースを活用する利点

環境優良車普及機構(LEVO)のデジタコリース事業のご紹介

自動車運送事業者にとって運行管理は切っても切れない重要な業務のひとつだ。その運行管理のツールとして近年飛躍的に普及しているのが、車両の運行を把握する速度・走行時間・走行距離などの情報をメモリーカード等に記録するデジタル式の運行記録計・・・いわゆるデジタコ(デジタルタコグラフ)だ。

一般財団法人環境優良車普及機構(以下LEVO)では環境機器普及事業として、このデジタコのリース事業を展開している。

今回、同機構の事業部 深間部長・吉田課長・山口調査役にデジタコリース事業についての詳細を伺った。

環境優良車普及機構(LEVO)とは?

LEVOは、自動車公害の軽減・防止及び交通の安全を図るとともに、エネルギー消費の効率化、地球環境の保全等に寄与し、もって、人と環境に優しい車社会の形成及び公共の福祉の増進に資することを目的として設立された。

そのLEVOにおいて、自動車運送事業者の省エネ・環境改善対策の後押しをするため、省エネ対策用機器及び安全関連機器等の一般リース事業を行っている。

部長 深間 一紀

課長 吉田 公

一般財団法人 環境優良車普及機構 事業部

17年にわたりデジタコのリース事業を展開する同部において、蓄積されたノウハウを元に徹底したサポートを提供するデジタコリースのプロフェッショナル。特に補助金を活用したデジタコリースに関する知識は豊富だ。穏やかな笑顔の中に底知れぬ熱意が感じられる。

デジタコをリースするメリットを教えてください

特に補助金を活用したLEVOリースのメリットとしては、補助金執行団体への申請にあたり、面倒な申請書類の作成、事前にいただいた車両の登録番号の総括表等への入力サービス、また、適宜提出ポイントをアドバイスするなど、最後まで補助事業のサポートを受けることができるなど好評を得ています。

その他、一般的なリースのメリットは、支払うリース料が定額なため、設備導入時に多額の資金が不要で経営資金を有効活用できます。
また、固定資産税等はLEVOが計算・申告・納付します。

補助金を活用してデジタコをリースで導入する場合、どんな事業者でも申し込むことができますか?
また販売会社が代理で申し込むことはできますか?

LEVOリースは、基本的に運送事業者様がLEVOヘリース申し込みを行うこととなります。

販売会社様が運送事業者様のお手伝いをすることはありますが、委任状等を使って代理で申請することはできません。

ちなみに事業者の規模も様々ですが、10~50台の事業者様のお申込みが多いのが特徴です。

リースは、リース会社との契約になりますか?
また販売会社がデジタコを購入して事業者ヘリースする形になりますか?

LEVOがファイナンスリース機能を有しており、LEVOが運送事業者様からの申込書・見積書を基に販売会社様から購入し、運送事業者様とリース契約を締結・リースとなります。
また銀行系のリースやリース会社のように多種多様なリースとは異なり、デジタコ専門のリースであること、さらに我々が運送業のことを良く知っているのも強みです。そのためリースが通りやすいのも特徴の一つかもしれません。

年間に何社何台くらいのリース申し込みがありますか?

現在は年間約200社、4000台のリース実績となります。
おかげさまでここ数年、我々の活動が知られるようになり、安定的にご利用のお申込みをいただいております。

国土交通省の補助を受けながらリースすることはできますか?
その場合どのような流れの申し込みになりますか?

事務所は全日本トラック協会の斜め前に構える

メール・電話、あらゆる通信手段で運送事業者をサポートする

国土交通省の補助金を受けながらリースを行うことは可能です。
ただし、デジタコ関連の補助金は、国交省が補助金執行を行うものと国交省と資源エネルギー庁連携事業で、パシフィックコンサルタンツ株式会社(PCKK)が執行団体である補助制度があり、申し込み要領等が異なるので注意が必要です。
また、重複して補助を受けることはできません。

国土交通省の2つの補助事業

     
  1. 運行管理の高度化に対する支援
  2.  
  3. 過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援

どちらもその年度の4月1日以降に導入した機器が対象となりますが、リース契約を締結した後、リース開始後補助金申請書類を作成し、国交省の募集期間に申請することとなります。

国交省と資源エネルギー庁連携事業
(執行団体=パシフィックコンサルタンツ株式会社(PCKK))

     
  1. ●トラック輸送の省エネ化推進支援

こちらは申請期間に申し込みを行い、交付決定後にリース契約を締結し機器装着となります。

その他、3つの補助金とも、申請受付期間や、補助率、補助金上限台数、金額等が異なりますので、募集要項をよくご覧になって自社にとってより有利な補助金を活用していただきたいと思います
判断に困った際はLEVOへ事前に相談ください。

富士通デジタコの人気はいかがでしょう?

富士通デジタコについては非常に人気があります。お世辞抜きに過半数が富士通製となっています。
トランストロンさんは毎年欠かさず製品の情報を教えてくれるので、我々としてもおススメしやすいです。

特に最近では従来のSDカード式よりクラウド式が人気があり、「どうせならクラウドでドライブレコーダー付きの高機能なデジタコを導入したい」というニーズがあります。

そうすると、おのずと富士通デジタコでということになるのではないでしょうか。

補助金を活用してLEVOリースでデジタコを導入した場合のリース金額について詳しく教えてください

例えばリース料率 1.95%の場合、デジタコを 10台導入し、 合計 300万円かかり、120万円の補助金の場合、300万円- 120万円の残り 180万円 を基にリース料の計算を行うので、毎月 35,100 円で総支払額は2,106,000円となります。これは、すべて税抜き価格での試算です。
また、運送事業者様においては減価償却費の負担をリースにより平準化させることが可能になります。ただし、 与信審査によりリース料率は変動しますのでご注意ください。

一方、補助金 120万円をリースに組み込まず直接受け取った場合、300万円でリース計算をするので、上記よりリース料率が 1.85%と0.1%良くなっても運送事業者様が支払う総支払額は3,330,000 円-1,200,000円=2,130,000円で補助金を差し引いても高くなるので、LEVOリースがお得となります。

MESSAGE

環境優良車普及機構(LEVO)より、運送事業者の皆様へ

LEVOは、商用車の電動化促進事業、低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業の執行事業や(公社)全日本トラック協会のデジタコ等助成金の安全装置等助成対象機器の選定など、運送事業者様向け事業を多数行っており、携わるスタッフもその目的遂行に最適な人材を多方面から集約し、運送事業者様からの多様な質問・要請にも迅速に対応しております。
デジタコについては、約20年前から運送事業者様向けデジタコのリースを行っており、過去の知見と経験からこの分野では大変良い評価を得ています。
運送事業者様がリースをお考えの場合は、是非一度LEVOへ相談をお願いいたします。

また、LEVOではC02排出量算定支援、EV導入コンサル支援、エコドライブデータ活用サポートといった3つのコンサルティング事業を行っており、特にエコドライブデータ活用サポートは新たに車両かデジタコをLEVOリースで導入いただいた運送事業者様には1回まで無料で実施いたします。

デジタコの導入に合わせ、エコドライブに取り組みたい運送事業者様にはこのサービスも併せて、LEVOリースのご利用をお勧めします。

お問い合わせ先

TEL:03-3359-8465メール:ems2023@levo.or.jp

事業部動態管理リース係

吉田・山口・三浦・井上