第1章概要

本マニュアルは、ITP-WebMPで利用可能なAPIについて説明します。
本マニュアルはWebアプリケーション開発者で、当社のITP-WebMP OpenAPIを利用する者を対象としています。
Webアプリケーション開発および、ITP-WebServiceV3の機能あるいは用語等については、本マニュアル中では特に説明はしません。

・各パラメータの説明


各パラメータ説明表のデータ型のカラムにはJSON形式で定義された型が入ります。

データ型の説明は下記の通りです。


データ型
説明
string
ダブルクォーテーション(")で囲んだ文字列を指定します。
number
数値は、IEEE754の64ビット倍精度の数値として扱われます。
123、12.3、1.23e3 などの数値を指定します。
null
値が無いことを示すヌル値を「null」で指定します。null はすべて小文字で指定します。
boolean
真偽をtrueまたはfalseで指定します。trueやfalseはすべて小文字で指定します。
object
オブジェクトを{...}で指定します。オブジェクトは階層構造を持つことができます。
array
配列を[...]で指定します。配列要素には、文字列、数値、ヌル値、真偽値、オブジェクト、配列すべてを使用することができます。

・緯度経度について


取得された緯度経度は全て日本測地系となっております。
OpenAPI とは、ITP-WebServiceV3の運行データやマスタ情報を提供するためのインターフェースです。
OpenAPIはHTTPSで通信を行います。クライアントはインターネットに接続が可能で、かつHTTPS通信が可能である必要があります。
各API説明ページに記載されているURIに適切なパラメータを付加し、HTTPSリクエストを行うことでレスポンスを得ることができます。
付加するパラメータは、認証用パラメータと各API固有のパラメータの2種類があります。
認証用パラメータの説明については第2章 接続先を参照してください。
各API固有パラメータの説明については各APIの説明ページを参照してください。